憧れと尊敬の違い。
こんばんは。
今月まで、大学の一つ下の就活生に向けたざっくばらんな質問会があって、色々な質問や体験談の受け答えをしていました。
そこで改めて志望理由とか、なんでこの業界に決めたんですかとかの答えを本音で言うと、なんてしょーもない理由なんだと自分で笑ってしまいました。
一生懸命就職活動したし、入りたい会社だけど、私に夢みたいなものはないんだなーって改めて気付かされて辛くなった最近。
卒論も出してテストもなくて、今が一番暇で自由すぎて、坂の上の雲を読み始めている最近。
少し思ったことを。
就職先が決まって、将来の姿とかこうなるんだろうな、っていう形がぼんやりと見えてきました。
その事に関して、色々考えたりします。
私は、なりたい職業とかがなくて、理想像は?と言われると、正直たくさんありました。
強い意志で何か思っている訳ではないから、
例えば
オフィス街をカツカツヒールを鳴らしながら歩くOLになりたい
だとか、
大企業でIRとか決算書とか作りたい
とか。はたまた
キラキラしてるベンチャーやNPOで、裁量の大きい仕事をバリバリこなすのもいいかなあ
かと思えば
定時に帰って、アフター5で趣味を満喫するのも大事かな
とか、
一度は憧れるような職種に就くのもいいかなあ(←なぜか上から目線笑)
など。
なりたい理想像が飛びすぎていて、全然まとまりませんでした。
1つを取ると1つを手放すことが絶対条件で、困ってしまいました。
私の一見ばらばらに見えるキャリア選択肢には、それぞれ目指すロールモデルがいました。
選ぶ時に思っていたのは、手放すことにした選択肢の先にあったロールモデルのような人には、私の人生この先なれないのだということです。
残念に思うけど、私が考えていたけど選ばなかった選択肢は、きっとロールモデルに憧れていただけなんだと思います。
その生活や待遇やライフスタイルのいいところだけを見て、あんな風になりたい!と、そう思っていたのだと思います。
自分ができること。
一生やりたいこと。
仕事として関わりたいこと。
そういう目線で見た時に、見えてきたのが今の就職先でした。
私がそういう目線で見ただけで、本当はそうじゃないかもしれない。
でも、今の時点で全然そう思えないところよりは確率が高いし、まず入るならこういう所がいい。
そうやって選びました。
尊敬は自分のなりたい姿。
憧れは妄想の姿であって、ふわふわと浮いた存在なのではないかと思う今日この頃。