失ってから気付く なんてことはない方がいい。
友達以上の関係だった人と離れることにしました。
要は、彼氏と別れましたってことだ。
文字に起こすと、なんて陳腐な一文なんだろう。
関係自体そんなに長くない。
始まりもロマンチックなものではない。
だから、深入りしてないつもりだった。
仕事と友達と家族と遊びと。
日々の生活をする中で、その後に彼氏がいたし、相手も同じだったと思う。
優先順位はそんなに高くなかったけど、一緒にいる時は確かに楽しかった。
だからこそ、24歳の誕生日を迎える前に、23歳の内に、この関係は辞めたいと思ってた。
だから、離れることになるだろうと思いつつ、相手が一番面倒くさいであろう言葉を掛けた。
返ってきたのは、想像していた言葉とは違った。
だからほんのり期待したけど、やっぱり離れることにした。
もう会わないと、最初に言ったのは私だけど、相手から「もう会うのは辞めよう」と言われるのは心臓がキュッとするほど辛くて、同じことを相手にしたのかと少し後悔した。
今日はたまたま平日休みを貰っていたけど、今日でよかった。
昼間からカフェに来て、日記を書いたり最後の連絡を取ってたりしたら、楽しかった思い出が降って来て、泣きそうになった。
まだ、これでよかったなんてこれっぽっちも思えないけど、いつか、あの時この選択をした私を褒めてあげられる日がくるといい。
欲を言えば、相手にもそんな日が来るといい。
挿し絵代わりに、殴り書き日記。